半月板損傷(バレーしてたら膝が痛くなった)

①半月板の構造と機能 膝半月板は大腿骨と脛骨で形成される膝関節の間に介在した線維軟骨で大腿骨と脛骨の適合性を高め、また関節に加わる衝撃を緩衝する作用があります。 膝半月板には、膝関節の外側に介在する外側半月板と膝関節の内側に介在する内側半月板があります。 内側半月板はアルファベットのCに近い形状をしており、外側半月板よりもその直径がやや大きく幅が狭い形状をしています。一方の外側半月板は円形に近い形を成し、内側半月板よりも幅が広い形状をしています。...

膝蓋靭帯炎(膝の真下が痛い)

膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、膝蓋骨と脛骨をつなぐ膝蓋靱帯が炎症を起こします。重症例では膝蓋靱帯が完全に断裂します。 バレーボール、バスケットボール、走幅跳や走高跳びなどの陸上の競技、野球[キャッチャー]、サッカー[キーパー]などのジャンプや屈伸運動を繰り返すスポーツのよって起こりやすくジャンパー膝や大腿四頭筋腱炎とも呼ばれ、とくに成長期や身長の高い人によく見られます。発生頻度は、思春期女性に多く、一側・両側ともに発生します。膝蓋靱帯炎は全スポーツ外傷の約7%、膝関節慢性外傷の約30%を占めます。 ◯分類 ロールズの分類...

タナ障害(膝に引っかかるような違和感)

膝関節部には滑膜ヒダ(膝蓋外側滑膜ヒダ、膝蓋内側滑膜ヒダ、膝蓋上滑膜ヒダ、膝蓋下滑膜ヒダの4種類)が存在し、このうち膝蓋内側滑膜ヒダは別名タナと呼ばれますが、これが大きく大腿骨内顆前面を広く覆う場合、あるいはそれが弾性を失って硬くなる場合、障害の原因となりこれをタナ障害といいます。滑膜ヒダは胎児期に一時的に作られ、出生後も残存することが約半数あるそうです。機能的には切除しても問題はありませんが、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことでタナが内側膝蓋大腿に挟まり、大腿骨下端の膨らんだ部分とこすれて炎症を起こし、腫脹や疼痛が現れます。...

ハムストリングス肉離れ(サッカーでシュートを打った瞬間に太ももの裏に激痛)

ハムストリングスが収縮しようとしている状態で伸展された時に好発します。これは、遠心性収縮によるもので下腿が振り出されてから接地に至る際や接地から蹴り出される際に起こりやすいとされています。 大腿四頭筋肉離れと同様で筋腱移行部の発生が多く、稀に膝伸展位で股関節屈曲を強制された時にもみられ、この場合は強い介逹外力により坐骨結節付近での完全断裂が生じます。 受傷時には、鋭い力の抜けるような大腿部後方の痛み、場合によっては音が聞こえるこうな突然の衝撃を感じることが多くあります。 また、その他の要因として・・・ 1.筋疲労...

弾発股(あぐらがかけない)

弾発股とは、股関節の周辺にある腱や筋が、骨の出っ張った部分などに引っ掛かり音が生じて、痛みも伴う股関節の疾患のことです。大腿骨の外側の部分と靭帯との間で引っ掛かりがあり、そこで炎症を起こすことで股関節痛を生じます。股関節が動く時に、その引っ掛かりから、コツンとかボキッとかいう音を発するため、弾発股はばね股とも呼ばれることがあります。弾発股は比較的若い女性に出やすい症状とも言われ、股関節部に炎症がある間は、激痛を伴う疾患です。 「分類」 外側型:大転子と腸脛靭帯との摩擦                大転子と大殿筋との摩擦...